洋書ビギナー向け!トレバー・ノアの"Born a crime"で英語を磨け!!

 皆さん、こんにちは!優です!!今日は皆さんに一冊の洋書を紹介したいと思い、記事を書いています。ところで皆さん、英語での読解力は多読なしには鍛えられないと思っておいてください!!僕は常々「精読が重要だ」ということを説いています。精読はめちゃくちゃ重要です。しかしそれだけでは英文をスラスラ読むレベルになることはできません。精読で英文を「正しく」読む技術や習慣、意識を身につけ、多読で英語という言語のリズムを掴む。この二つが必要なんです!

 

 そこで!今日は皆さんにオススメの洋書を一冊紹介しようと思います。もちろん、洋書ですから基本ネイティブ向けに作られているので、どうしても一冊の本の中で全て知っているということはあり得ないと思いますし、今回紹介する洋書にもそれなりに知らなかった単語や言い回しがあると思います。が、それは仕方のないことです。僕は英検一級を取ってからだいぶ時間が経ちますが、いまだに洋書を読むときは辞書を傍に置いています(笑笑)学習者のレベルに応じた「ラダーシリーズ」もありますが、どうせならネイティブが書いたものをそのまま読みたくないですか??今日紹介する洋書は僕が東大受験生時代に読んでいたものです。英語の先生に「何かオススメの洋書ありませんか?」と聞いて教えてもらったものです。では、いきます。。。

 BORN A CRIME!!!!!!

 この本はコメディアンのトレバー・ノアが自身の南アフリカでの子供時代を綴ったものになります。当時のアパルトヘイト政策のこと、そして、そのような政策の中で育った一人の少年が何を考え、どのように生きていたのか、ということが面白おかしく書かれています。当時の南アフリカは全然治安が良くありませんでしたが、その中でも面白おかしく、たくましく生きるトレバー少年の姿にきっとあなたも生きる勇気を得ると思います。オススメのエピソードは、トレバー少年が組んでいたダンスサークルがユダヤ人の学校に公演に行った時のエピソードです。このダンスサークルには「ヒトラー」というあだ名のダンサーがいました。さて、どうなるでしょうね??😇😇😇知りたかったら、読むしかありませんよ!!😄

英文解釈上級者向け 「英文をいかに読むか」

 皆さん、こんにちは!優です!今日は朱牟田夏雄氏の「英文をいかに読むか」を紹介しますね!

 

 

 この本は、「知る人ぞ知る難解な書」というイメージがあるかと思います。ですが、読んでみた感想なのですが、それほど読者幅が絞られている書物ではないなと感じました。体感としては英検準一級と英検一級の間くらいのレベルにいる人から読み始めることができると思います。この本は3篇構成になっていて、第1篇は概論篇となっていて、英文読解をする上で常に必要になることが述べられています。常識を磨け!、といった感じのことですね(笑)第二篇では様々な有名作家の作品からちょっとずつ引用した英文の解説が行われます。ここからは一般の英文解釈参考書と同じような構成ですね。英文の引用→解説が続く感じです。ただ、「英文をいかに読むか」の方が今言った一般の英文解釈参考書より早く刊行されているので、この構成の先駆的存在となっているのは「英文をいかに読むか」の方ですね。そして第三篇ではハクスリーの”Doodles in the dictionary"というエッセイを丸ごと読みます!一度有名作家のエッセイを全読して見たい!、という方は是非!

 

 この本はかなりの名文揃いで教養にもなるので、是非読んでみてください!!

行方先生の「英文読解術 Mr.Know-All」で英語と文学を楽しむ

 どうも皆さん、優です!今日は皆さんに一冊、英語と文学を同時に楽しむことのできる良書を紹介します!!

 

 「英文読解術 Mr.Know-All(行方昭夫著)」

 

 この本は第一部、第二部の二部構成です。第一部ではサマセット・モーム著の「物知り博士(原題:Mr.Know-All)」を読みます。この短編は分量もあまり多くはなく、また文法事項においてもそれほど難解な文法事項は問われないため、あまり英語にまだ堪能では無い人も楽しむことができます。英単語についてはちょくちょく知らない単語が出てくるかとは思いますが、文構造さえ取れれば単語は知っているか否かの問題なのであって知らなかったやつはそこで調べて、覚えたら解決です!さらにこの短編の内容に関しても全く難解ではありません。結構文学作品っていうとテーマが実存だとか、肉体と精神だとか言った具合にあまりに難解でお話を楽しむというより、そう言った哲学的議論に耽るという感じで結局なんだったのかよくわからなくなることがしばしばあると思うのですがこの本でそうなることは絶対にないと明言できます!!内容についての言及・ネタバレは避けますが、最終的には「Kelada(ケラーダ、原題のMr.Know-Allとはこの人)お前、、、いい奴だな!」となってかなり読後感はいいので皆さん是非読んでみて欲しい!!!

 

 そして第二部では行方昭夫先生がどのように英語を学んでてきたのかが綴られたエッセイがついています!!このエッセイには写真も豊富に添付されており、少年時代の行方先生がどんな少年だったのかがわかります。行方先生が英語を教わっていたネイティブの女性とのショットも収録されていてとってもチャーミングです!!特に今英語の勉強にstruggleしている人であればこの本は英語学習そのものにも、またモチベーションアップにもオススメです!!

英語リスニングにオススメの参考書!

 皆さん、こんにちは!優です!突然ですが、皆さん、英語リスニングの練習はできていますか??僕も実は高校一年生まではリスニングの練習をほぼ全くやっていなくて、全然できませんでした(笑笑)高1ってことは、英語を学び始めてすでに4年が経過している時点ですね。このように、みなさんの中にもそれなりにリーディングはできるようになってきたけれども、リスニングはてんでダメだ!というお悩みを抱えていらっしゃる方は多いのではないでしょうか??

 

 そこで!今日は英語リスニングの練習に適した参考書を一冊紹介します!僕自身もこの本でリスニングの「breakthrough(飛躍)」を実感できたので、ご期待くださいね!!

 

 では早速紹介します!その本は「ニュース英語で学ぶ英語リスニング」です!

 

  この本には48のニュースの音源、スクリプト、ディクテーション等の練習課題が収録されています。また、音源もアメリカ、イギリス、オーストラリア、カナダ英語とバラエティ豊かになっているので特定の国の英語しか聞き取れない!という状態を阻止することができます!

 

 さて、この本の勉強法ですが、僕は「精読」、「音読」、そして「シャドーイング」がとても大切だと考えます。まずは一回音源を聞きます。次に、ニュースのスクリプトを「精読」します。わからない単語は調べ、文構造の把握を進めるわけです。ここで、最初に自分がどれだけ音源を聞き取ることができていたのかの確認もします。そして、スクリプトを見ながら数回「音読」をします。ここである程度スクリプトの内容や細かい言い回しを覚えたぞ!という自信がついたら「シャドーイング」に移ります。シャドーイングとは、スクリプトを見ずに音源の音声を聞いて、聞こえてきた英語を自分の口から再現していく、というものです。聞こえてくる音源を影のように追うことから「シャドーイング」と呼ばれています。シャドーイングは「これで完全にシャドーイングできた!」と思えるようになるまで何回でも繰り返してください。これで一つのニュース記事を完璧に学習することができました!あとは音源を自分の携帯に入れて、移動中等に聞くようにしてください。そのうち、耳が勝手に覚えてしまって、急に空でニュース記事を再現できるようになります!

 

 今日はリスニングの練習にオススメの参考書を一冊紹介しました。この参考書は僕が「英語を聞き取れるようになった!」という自覚が生まれるマイルストーンとなったものです。是非みなさんもこの本でリスニング力を高めてくださいね!

英検1級の単語勉強法!

 皆さん、こんにちは!!優です!今日は英検1級の単語の勉強法について解説します!!

 

 僕は2019年の第3回で英検1級を取得しました。その際に、英検1級を取る上で最大の難関と言われる単語をどのように攻略したのか、シェアしたいと思います!

 使用した単語帳

 使用した単語帳は2冊です!!「キクタン英検1級」と「出る順パス単英検1級」です!

 

 ①キクタン英検1級

 

 この単語帳の良いところは収録されている単語・熟語数の合計が1000語ちょっとであるところです!!厳選されているため、挫折することなく英検1級合格に向け最低限必要な単語をまずは学べます。いきなりパス単からやり始めると、知らない単語だらけで、かつボリュームの多い(2400単熟語)単語帳を相手にすることになり、挫折する可能性が非常に高いので、悪いことは言わないのでまずはキクタンをマスターしてください。パス単は、2400語全てを覚えていなかったとしても合格する可能性は高い(僕がそうでした)ですが、キクタンレベルの単熟語を知らないとなると、ワンチャンすらなくなります!!!

 

②出る順パス単英検1級

 

 パス単の方は合格を確約させるための単語帳になります。正直、キクタンの単語を全て覚えておけば、ワンチャン英検1級通ります。(他のパートとの兼ね合い次第ですが。)しかし、長文に出てくる単語等にも対応するためにはパス単レベルの単語力が必ず必要になります!よって、受験料を絶対に無駄にしたくないのであれば、こちらも購入することを強くお勧めします!

 

具体的な勉強法

 では、次に具体的にどう単語を覚えていけば良いのか、優流の方法を伝授します!!

 

 まず、1日に覚える単語数は50~100単語の範囲内にします。そして、まずはその日覚える単語を一つずつ確認していきます。この時、もうすでに覚えていた単語にはチェックをつけます。この1週目の段階でのチェック付けがとても重要で、それはなぜかというと、1週目の段階ですでに知っている単語はもう自身の長期記憶の中に組み込まれているからです。これで覚えるべき進出単語の選別は終わりました。あとは、チェックがつかなかった単語をひたすら覚えることになります(笑)僕は、チェックがつかなかった単語を別の紙に書き出し、脳内で「この単語の意味はこれだ!」という確認テストをしていました。いちいち単語の意味を紙に書いて確認テストをしていたら時間が勿体無いので全て脳内で行いましょう。手順は①紙に書かれた単語を一つ見る。②意味を思い出す。③単語帳でその単語の意味を調べる。この作業を紙に書いてある最初の単語から最後の単語まで順に繰り返します。そして、2回連続で正解できた単語には下線を引きます。つまり、確認テストの回を重ねるごとに、テストすべき単語数が減っていくわけです。そして、全ての単語を二回連続で正解できるようになったらその日の学習は終了です。勉強法はなるべくシンプルなものにした方が学習効率が良いので、このようになるたけシンプルな方法を採用しましょう!

 

 今日は英検1級の鬼門である単語の勉強法について解説しました。英検1級レベルの単語は普通に洋書等に登場する重要単語ですので、是非みなさん覚えましょう!!英検1級レベルは決して玄人向けのレベルではありませんよ!

 

英文速読のために必要なこととは??

 皆さん、こんにちは!優です!今日は皆さんに英文を速読するために必要なことについてお話ししたいと思います!

 

 みなさんの中には、TOEICの試験が全て解き終われない、大学入試共通テストの時間が足りない、などなど英文速読ができれば。。。と言うお悩みを抱えている方も大勢いらっしゃると思います。かく言う僕ももちろんはじめは速読、できませんでした!速読ができないうちはセンターの練習をしていても150ほどにしかならないんですよね。。。

 

 では、英文速読のために何が必要なのでしょうか??それは実は英文の精読なんですよね。「え、速読と精読って正反対のものなんじゃ?!」と思われる方もいるかもしれませんが、速読とは流し読みではありません。正しい一文一文の解釈の上に速読は築かれるのです!僕がこのブログでまず英文精読、すなわち英文解釈の記事を書いたのも、順序的に精読の練習が先に来るからです!また、精読の練習をしていれば、英語の感覚、リズムというものが醸成されていきます。これによって、スムーズに英文を読むことができるようになるのです!!洋書などをしっかり読もうと思ったら、精読の練習は欠かせません!!ぜひ、皆さん僕の過去記事を参考に英文精読の練習に励んでくださいね!!

 

 それでは!!

 

yuu-paradise.hatenablog.com

 

英検一級の二次試験対策、大丈夫ですか?

 どうも、こんにちは!優です。今日は英検一級の二次試験対策についてお話しします!僕は2019年の第3回試験で英検一級を取りました!スピーキングのスコアは625/850でした。スキーピングは他の技能に比べて低めのスコアが出るんですよね〜(笑)

 

 さて、英検一級の二次試験といえば二分間の即興スピーチと、その後に行われる質疑応答ですよね!僕も受験前はどんな対策をすれば良いのか、と途方にくれていましたがなんとか自信を持って本番に臨めました!そして僕がやった勉強は単純なので、きっと忙しいみなさんもルーティン化できますよ!では、行ってみましょう!

 

 概要を説明すると、英検一級の二次試験対策は①一冊の参考書②オンライン英会話、で完結します。

 

 ①参考書「英検1 級 二次試験・面接完全予想問題」

 この本は、いわば「ネタ帳」です。完全予想問題、とありますが時間を計って問題を解くという必要はありません。ひたすら「読んで」ください!薄い参考書なので挫折することなく一周できると思います。僕は二周しました。

 

 ②オンライン英会話

 僕は、参考書に加えてオンライン英会話もしました。これ、正直必須だと思います。特に僕のように海外経験0の純ジャパには絶対必要です!英語のスピーキングはある程度「やって」慣れないとできません。多少お金はかかりますが、落ちて2回、3回と受験するよりはお金も身につくものもお得ですよ!僕もおかげで一発で合格できました😃

 

 さて、では僕が何をやっていたのかというと、「ネイティブキャンプ」と「バリューイングリッシュ」です!

リンク

 前者の活用法は、「英検1級 過去問題集」の二次試験で出題されたトピックについて先生と話し合う、です!英検一級の二次試験では最初に5つのトピックが提示されて、その中から自分が話しやすそうなトピックを選んで話す、というものですが、練習の段階ではトピックを選り好みせず、全部のトピックについて知見を深めておきましょう。こうすることで本番どんなトピックが出ても大丈夫だという自信も身につきますし、さらにトピック同士に関連性がある場合があることにも気づき、とにかく引き出しが増えます!ネイティブキャンプのフリートークで「Could you discuss some topics which I chose beforehand with me?」などといえば良いですよ!

 

 また、後者には、英検1級二次試験対策講座があるので、それを活用しましょう!少し費用はかかりますが、一発で受かるため、そしてさらなる英語スピーキング技能を高めるためだと思えば安いものです!

 

 英検一級二次試験に受かりたいならこの二つだけで十分です!隙間時間に①の参考書を読んで、夜家に帰ってきてから30-60分オンライン英会話で英語を話しましょう!

Good luck with your study!